WordPress Multisiteを選ぶべきか

 AWS LightsailのWordPressには通常版とマルチサイト版(WordPress Multisite)の二種類があります。どちらを選んでも致命的な影響はなさそうですが、複数のサブドメインでWordPressを展開したいならMultisiteを選ぶ余地があります。

 上図がWordPress Multisiteと一般的なWordPressの違いです。

 「① 一般的なWordPress」では複数のサブドメインを展開するために同数のLightSailインスタンスを作る必要があります。インスタンスごとにリソースを確保するので、リソースを使い切らない小規模のサイトでは割高になります。一方で、特定ドメイン用のインスタンスを停止しても他のサブドメインに影響が無いと言った利点もあります。

 「② WordPress Multisite」では単一のLightSailインスタンス内で複数のサブドメインを展開出来ます。プラグインなど管理が一元化されるほか、LightSailインスタンスをひとつしか起動しないのでアクセス数が少ないうちは料金的にお得になります。ただし、一般的なWordPress用のプラグインが使えなくなる(有償契約が必要など)ことがあるため、初心者やサブドメインの展開予定が全くない場合は避けた方が良さそうです。

 また大規模なアクセスを期待出来るサイトの場合は、LightSailインスタンスのリソース制約があるのでWordPress Multisiteは避けた方が良いでしょう。「そもそもLightSailで大規模サイトを運用するのか?」という話もありますが💦

長期の仕事を探しています

デジタルマーケティング関連の仕事を探しています❢

 今春から長期の仕事を探しています。40代なので「採用はちょっと……」という人事ご担当者様も多いと思います。正直20代の元気な方のような伸びしろはありませんが、当サイトでスキルレベルが適切と思われた方は、お気軽にお声がけ頂ければと思います。下記フォームかツイッター(https://twitter.com/masarumkt)、あるいはメール(masapon05 アットマーク gmail.com)でご連絡下さい。

    GSC(Google Search Console)の初期設定とSitemap XMLの登録

     GA(Google Analytics)を設定しましたがGoogleの検索結果が表示されません。不親切だなと思いつつ、GSC(Google Search Console)の初期設定を行い検索エンジン向けのSitemap XMLを登録しました。

     久しぶりなので忘れていましたが、DNSへのTXTレコード登録でドメインの認証を行う必要があるのですね。AWSでドメイン登録しているので、登録作業はRoute 53で行いました。

    AWSのDNSサービス『Route 53』

    GTM(Google Tag Manager)のコンテナ公開とGA(Google Analytics)のPV確認

     昨日に設定したGTM(Google Tag Manager)とGA(Google Analytics)の設定、案の定ミスっていました。GTMのコンテナ公開忘れ……💦 数年前に仕事でも設定していたのにすっかり忘れていました。

    Googlt Tag Manager(GTM) - Container Publishing

     この手のツール設定は毎日のようにやっていないとすぐ忘れてしまいます。何はともあれ無事ファーストPVを確認しました。

    GTM(Google Tag Manager)とGA(Google Analytics)タグの導入

     SSLの設定が終わったので、GTM(Google Tag Manager)とGA(Google Analytics)の分析タグを入れてみました。WordPressなのでプラグイン(Google Tag Manager for WordPress) での導入です。

    https://ja.wordpress.org/plugins/duracelltomi-google-tag-manager/

      ソースにGTMのタグが入っていることまでは確認しましたが、正しく動いているかは実際に訪問者がカウントされてGAの画面上に出るまで分かりません。アクセス解析がらみの設定は正しいかどうか、ミスがないか分かりにくいのでなかなかの強敵です。

    Google Tag Manager for WordPressが差し込んだタグ

     Googla Analyticsはバージョン4の展開を始めており、当サイトのタグもGA4仕様となっています。ユーザートラッキングは国際的にプライバシーとの兼ね合いが問題視されるようになって久しく、今後GAFAなどがどのような対応を取るか見えないところがあり要注意です。

    ようやく常時SSLになりました(Let’s Encrypt)

     ウェブマーケ畑の人間なら1日も早く導入したいSSL。個人サイトということもあり、定番の無償SSLであるLet’s Encryptを導入しました。LightSail環境で立ち上げたWordPressなので一般的な環境と少し異なるので、メモしておきます。

    Generate And Install A Let’s Encrypt SSL Certificate For A Bitnami Application

     https://docs.bitnami.com/aws/how-to/generate-install-lets-encrypt-ssl/#step-5-renew-the-let-s-encrypt-certificate

    bncert-toolというBitnami専用のツールをAWS Lightsailのコンソール上で行います。設定自体はとても簡単ですが、certbotの手順とは異なるので注意が必要です。

    certbot instructions(一般的なdebian – apacheの場合はこちら)

    https://certbot.eff.org/

     ブログのようなオープンなサイトではSSLはセキュリティ面で必須とは思いませんが、Webブラウザで派手な警告が出ること、Google検索などで低評価を受けることを考えると個人サイトでも不可欠との認識です。

     技術畑ではない人にはどんどん敷居が高くなる独自ドメインでのサイト構築ですが、何とか時代の変化を追い続けてサイトを延命することには自身のスキル維持という意味でも重要と思います。

    PythonでExcelデータ処理

     PythonのopenpyxlというライブラリでExcelブックを編集する本を読んでいます。Excelを使うのはもっぱら職場で、Pythonが使える職場は少ないので、あまり関心は高くありません。「流行りモノは押さえておこう」ということで図書館で借りています。

     オープンで手に入るデータはCSV形式が多く、データ型などのメタデータが失われがちです。ExcelはSQLほど厳密ではありませんがメタデータを記録でき複数のワークシートを持てるので、そのあたりに魅力を感じる方なら試してみる価値はありそうです。

     世間でExcel+Pythonが流行っているのはRPAなどの文脈もあるのだとは思いますが、メンテナンス性を考慮するとPython人材が潤沢な組織以外での導入はお勧め出来ません。職場でPythonを使える方はその時点で恵まれた職場だとは思いますが、当面は昔のPerl/AWKのような「書き捨て」用途と割り切った方が良さそうです。

    Ubuntu 21.04が待ち遠しい

    DSC_0826
    Ubuntu 21.04 Daily Build

     ASUSのノートPCを年明けにAmazonのセールで買いました。Ryzen 4600HとGTX 1650が載ったゲーミング仕様ですが、Linuxを入れる予定です。

     Linuxを入れるのはデータベースとデータ分析、Python機械学習が目的です。PostgreSQLは6コアを使ってくれますし、Tensorflow/Kerasなどディープラーニングのフレームワークもnvidia-smiなどの設定がうまく行けばGPUの並列処理を使ってくれるはずです。

     しかし今はまだWindows 10のまま。常用しているUbuntu 20.04のLinuxカーネルがAMD Ryzen 4000系のAPUに未対応だからです。

     カーネルだけ更新して世間のTipsが使えなくなるのも嫌なので、2021年4月リリース予定のUbuntu 21.04に合わせてOSを入れ替える予定です。

     写真はDaily BuildをUSBメモリから起動したところ。AMDへの対応が遅れがちなLinuxですが、Linusも今ではAMDのThreadripperを愛用しているとのこと。このノートでUbuntuが安定稼働することに期待しています。

     このブログでは、Ubuntu 21.04のインストールから各種環境構築まで一連の過程を記事として掲載しようと思っています。

    反省

     ウェブ関連の部署に長くいたため、最近まで「ウェブのことは分かっている」と思い込んでいました。

     ところが実際にはCMSなどのツールやパートナー企業に甘えていただけで、徐々にウェブ技術の進化に取り残されている自分に気づきました。

     その間、何もやっていたわけではありません。Google AnalyticsやAdobe Analytics(旧SiteCatalyst)によるアクセス解析、フィード広告の管理や集客のためのSEOなどなど……。しかし会社を離れ、コンテンツが無ければ分析や広告に関するスキルは無意味と思い知らされました。