Home 5Gが4Gから5Gになって下り650Mbpsになった話

田無には何もない。tanasinn…

経済的な理由で田無の片田舎に引越す羽目になりました。諸事情あって田無以外の選択肢が無かったのです。40歳を過ぎての引越しは体力的に厳しく、消耗する日々が続きましたが何とか引越しを終わらせることが出来ました。

田無は本当に何もないエリアです。駅前はパチンコ屋、青梅街道はシャッター街、新青梅街道沿いのロードサイド店だけがやけに栄えている、と典型的な『郊外』です。

田無には何もない。田無タワーと田無神社だけが地元民の心のふるさとである

引っ越したらドコモ5Gエリアになった

何も無い上に駅からも遠く、市指定のゴミ袋は10枚600円。コーナンが無いと生きていけない。そんな地獄のような田無ですが唯一の救いは『ドコモ5Gエリア内』だったことです。

田無駅周辺には新青梅街道と青梅街道沿いにドコモの5G基地局が配備されており、街道から近ければ5Gエリアとなっています。

田無駅周辺には新青梅街道と青梅街道沿いにドコモの5G基地局が配備されており、街道から近ければ5Gエリアとなっている

古い集合住宅には光回線を引けない。そこで……

古い集合住宅には古い銅の電話線しか引かれておらず、大家が役所仕事だと新たに光回線を引き込むことが出来ません。ping値を考慮するとネットゲームなどでは光回線が快適なのですが、次善の手段としてNTTドコモの『Home 5G』があります。

要は据え置き型のモバイルルーターを窓際に置きっぱなしにして、無線で自宅のインターネットを賄うというサービスです。

NTTドコモの5G据え置きルーター『HR01』。5G通信中は青ランプが点灯する

まさかの下り650Mbps(昼と夜のラッシュアワーを除く)

ドコモショップで利用住所変更をしてルーターの電源ON。5G通信を示す青ランプの点灯を確認し、speedtestを走らせたところ

『Home 5G』で5Gガチャに勝つと下り実効650Mbpsを享受出来る

なんと650Mbpsも出るじゃないですか!

むかし光回線を引いていたころも下りは実効100Mbpsだったので、これは人生最高速度です。ping値は30ms前後と遅いのですが、FPSなどリアルタイム性が高いゲームをやらなければ問題はありません。

上りは20Mbps~30Mbpsなので自宅サーバー用途にはあまり向いていませんが、データベース&計算メインのLinuxサーバーを20台並べるような用途では日々の

sudo apt update -y; sudo apt upgrade -y; sudo apt autoremove

が1台数10秒で終わる安心感は何物にも替えがたいメリットです。もちろんWindowsの糞重い定期アップデートに耐えられるのも大きい。なるべく減らしたいけど。

というわけで、暗闇が続く人生に一筋の光を垣間見る今日このごろです。