Next.jsで苦しんでいます

Next.js installation

Node.js以来、Web周辺の技術はすっかり変わってしまった

 WordPressによるサイト構築で苦しむことはなかった私ですが、Node.js以降時代が変わりSPA(Single Page Application)やJamstack(JavaScript/APIs/Markup)など訳の分からない技術であふれています。

 「PHPのままでいいじゃん」と正直思っているのですが、時代の変化から目を背けるとどんどん「昔の人」になり、「仕事では使えねーやつ」と若い人から後ろ指を差されてしまいます。

 基本的にはJavaScriptを用いたWebサイトの高速化とアプリ化、API連携あたりがトレンドなのだろうとは理解していますが、あまりにも複雑過ぎて手を出せないまま今日まで来てしまいました。さらにTypeScriptなる派生言語まで出てきて、おじさんはどこから始めたら良いかすら分からず頭を抱えています。

またインストールおじさんに

 取り敢えず環境を構築してみないと分かるか分からないかも分からないので、泣きながら環境構築を始めました。

 しかしフロントエンド周りの環境は複雑を極めており、エラーと試行錯誤とフォルダごと削除を何時間も繰り返すような地獄の様相です。素人なので確たることは言えませんが、フレームワークが林立して「混乱している」ように感じます。npm?npx?yarn?と首をかしげているうちに環境がぶっ壊れてしまいます。

 一番きつかったのが、またもやAnacondaとの競合です。Anacondaが起因と見られるエラーでインストールが止まってしまいました。仮想環境を切り替えても解決しなかったので、止むなくUbuntu LinuxにWeb専用のアカウントを追加し、そちらで作業することで何とかHello Worldまではこぎつけることが出来ました。

データ分析用とWeb開発用はアカウントを分けた方が良い

 完璧な設定をすればデータ分析用とWeb開発用で共通のアカウントを使うことも出来るのでしょう。しかし複数のフレームワークが混ざることに伴うトラブルシューティングの手間を考えれば、最初からWeb開発用のアカウントを別途作成した方が苦しまずに済むのではないかと思います。

 半日環境構築で格闘して皆さまのお役に立てそうなTipsはこれだけでした……。

今のフロントエンドは『プログラマー』になる覚悟が必要

 HTML/CSS、PHPあたりを軽くかじってWordPressなどのCMSをポチポチしてきただけの人には、相当厳しいと思います。今のフロントエンドは、Pythonなどと同様『プログラマー』になる覚悟が必要です。

 WordPressですべての用が足りている人は、無理に次のトレンドに乗る必要はないと思います。しかし、私のようにWeb担当の経験くらいしか売りモノがないおじさんは、この塹壕戦から逃れることが出来ません。

 正直、なぜフロントエンドをここまで複雑にしなければならないのか、未だに腑に落ちないところがあります。しかし時代の変化を嘆いていても仕方ないので、可能な限りキャッチアップしていきたいと思います。

 そんなわけで、更新が滞り気味な私の近況報告でした。

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